入国管理局の中をあちこち移動してます。
目の前を何回も通り過ぎるので横向きの姿を。
どこかひょうひょうとしていて風格があります。
8世紀にアラブの商人が海路スリランカを訪れた時に定着したようです。
ムスリムは迫害を受けることに。
18世紀になるとポルトガルからオランダへ海の覇権が移り、
スリランカもオランダの植民地に。
その際に作られたコロンボからニゴンボの長大な運河が今も残っています。
オランダの次、イギリスが取って代わり、インド、マレーシアを植民地に。
こうして見るとポルトガル、オランダ、イギリスと、
日本にも少なからず関係のある国々が登場します。
海を媒介として交易により世界がつながっていた、
またはその歴史に翻弄されたという事実が浮かび上がってきます。
このムスリムのご老人の祖先にはどんな歴史があったのでしょう・・・。
ちなみにイギリスはスリランカにコーヒー農園を作ろうとしたらしいですが
土が合わず、その結果紅茶を栽培したそう。
インドのアッサムティーと並んでもてはやされる事になったとか。