我々のサークルは元々御諏訪太鼓を源流としており、基本スタイルは打つと同時に反対側の腕をまっすぐ上に上げます。
基礎打ちをやっている時もこの打ち方、理論的には作用反作用の原理でバランスがとれるのと次の打ち出しの準備ができている状態になります。
この打ち方が身にしみているので、無意識に手を挙げる打ち方になってしまいます。
日本太鼓協会の打ち方は太鼓の面を始発点とするのが基本、面から引き上げて打下ろす打ち方ですがいかんせんクセはなかなか是正できないものです。
どれが正しいというのではなく、どういう打ち方もできるという状態になるのが望ましい。
大別すると、バチの起動点が太鼓の面からなのか、面から一番離れたところからなのか、という打ち方があるという事になります。
無意識に打つのではなく、バチの起動点がどこなのかは意識するようにしたいと思います。
トントコを伏せ打ちで打つ場合、左手の動きに注目すると3種類ある事がわかります。
①下からすばやく動く
②上からすばやく動く
③下からゆっくり動く
トントコのフレーズは同じですが打ち方=スタイルが異なり見え方が違ってきます。
基礎打ちをやっている時、それぞれバラバラの打ち方をしている事が多い。
どれも正しいのですが、曲によっても打ち方が違うので、
チームで話し合ってスタイルは統一しておいた方がよいと思います。
チームで話し合ってスタイルは統一しておいた方がよいと思います。