太鼓演奏は人前で演じて奏でるわけですから自分がどう人の目に映っているのかは根源的な問題。
ところが自分、そして自分たちの演奏は普通生で観る事は不可能です。
自分の声は自分でも聞こえますが、ビデオなどを通して自分の声を聞くとそれは他人の声、
えー、人にはこういう声で認識されとるんかあ、と感じた事はあると思います。
これは姿・動作でも同じ事で太鼓を打つ自分の姿に愕然となるケースが殆ど。
ビデオの自分を観ていると、離れたところで自分を眺めている冷静な自分がいるようで
巷で言われている幽体離脱ってこんな感じなのかなあと。
おいおい、そこはそうじゃないだろ、とか突っ込みを入れたり、ありゃりゃと冷や汗をかいたり・・・。
人から指摘されても本当はよくわからない、自分のありようはまず自分で把握をする、
という事に気付いてなるべく幽体離脱を試みる、という事をお薦めいたします。
練習時には幽体離脱して本番演奏には魂を入れて臨みたい・・・。