HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

人の目で見る

太鼓の話で恐縮ですが、最近感じたことを。
 
太鼓を打っているのは自分。
 
その姿を見るのは他人。
 
自分で打っている音は聞こえる場合が多いが
 
音と姿がマッチングしているかどうかをリアルタイムで確認する術はない。
 
自分が人の目にどう映っているのか気にするのは、演奏会では特に大事な事だと思う。
 
これを確認するにはビデオが有効です。
 
ビデオで観るというのはとりもなおさず、相手の立場に立って客観的にものを見るという事。
 
太鼓を打つ人に限らないと思うが、とかく自己中心的になるのが人の性。
 
自分が正しいと思いたがるのが人情だし、
 
自分が正しいと信じられなければアイデンティティも生まれて来ない。
 
でもそればっかりだと世の中うまくまわらないし。
 
仮説を立て、想像してみること。
 
もし、自分が相手だったら、という仮説。
 
相手の立場で、こうしてもらえるとありがたい、と想像できる事。
 
人の目で見る、というのは結局は懐の深さや広さが必要という事になるのかな。
 
底が浅い人はなんだかんだでやっぱりバレちゃいますから。