今回の成田太鼓祭りは三宅とともに都立深沢高校の演奏もお目当てでした。
家を朝9時過ぎに出発、途中携帯のナビを確認しながらなんとか演奏20分前に会場に到着。
顧問の先生にも挨拶でき、演奏を楽しむ事ができました。
今年の東京代表に選ばれた曲「勇猛心」は現役だけの演奏で、今までとはちょっと違う編曲、
圧倒的なソロ回しの部分がなくなり全体が構成的な音作り、個人のパワーより調和を
感じさせるものとなり、聞き応えのある曲に仕上がっていると思いました。
その分、野性的な香りは陰をひそめ統率感のあるいい意味での管理された太鼓に変身をとげていました。
高校生の太鼓は爽やかでよろしい。
神奈川の相洋高校のぶちあわせ太鼓も見る事ができましたが、ここも凄い。
まず太鼓を打つ姿勢が美しいです。
打ち込む瞬間の確かな動きもすばらしい。
三人が代わる代わる打ち回す部分では次の打ち手をチラと見るにくい動きもしていました。
さすがに何度も神奈川代表になるレベル。
また今のうちらのチームの先生が相洋高校出身で、看板メニューのぶちあわせはポジション争いが
すごいと言っていました。
高校野球のレギュラーのポジション争いに匹敵するようです。
そうして切磋琢磨して演奏に臨んでいるわけですからすばらしいのは当然と言えば当然の事でしょう。
いつも思いますが太鼓打つ時くらいは真剣勝負してみたいと。
そういう仲間と打つ太鼓を目指したいものです。