タブラ(インドの太鼓)の講習DVDをじっくり見てみました。
ナマステ~で始まるDVDは悠久の時間が流れているかのようないかにもという悠長な仕上がり。
英語の吹き替え版ですが、その音声が突然大きくなったり・・・こりゃちょっとびっくり。
内容はタブラを演奏する先生の手元がばっちり写っていて、リズムやテンポの口唱歌も網羅され、
タブラの事を知るには参考になる内容です。
他に北インドの太鼓演奏も収録されており、打楽器だけで構成される音は飽きませんね。
前回スリランカに行ったとき、一個のタブラを買って帰りましたが、DVDを見ると低音用のものでした。
タブラは高低の二個の太鼓を主に指を使って叩きますが、出て来る音色はいろいろ。
高い音の太鼓は指を太鼓面に抑えつけて打つとタブラ独特のダバダバという音が出てきますし、
指を離して打つとティンティンと軽快に響く音になります。
低い音の太鼓は指先でテンポを刻んだり、指を順番に波立たせてシャバラシャバラと打ったり
手の掌で舐めるように打ってドウンという音の表情をつけたり、手のひらで抑えて打ったり、
ほんとうにいろいろな音が出てきます。
これに様々なフレーズが組み合わされ、30分も40分も演奏が続いたりします。
タブラをさわってみましたが、タブラらしい音がちいとも出て来ません(涙)。
こりゃこのビデオ観て練習しないとあきまへんのやろなあ。