青森のねぷたの太鼓を検索すると、縦書きで●や○で書かれた楽譜が出てきます。
毎夏、世田谷で行われるねぷた祭りで太鼓を打たせてもらった事がありますが
その時に事前にネットで調べこの楽譜に出会いました。
ねぷたの太鼓のフレーズはそう難しくはないのですが、左右の打ち分けはよくわかります。
強弱の表記もされていますが、本場の人に語らせるとその中にもいろいろなニュアンスが。
東京にもねぷたの会があり、練習に参加しましたが、楽譜には表せない微妙な強弱の打ち分けがあるようです。
同じようなフレーズを叩いていても、どことなくニュアンスが違う。
以前書いたような訛りのようなもの。
これは楽譜がどうのこうのという問題ではなく、祭りの太鼓の魂のやりとり、みたいな感じです。
とても紙に書いた楽譜では表しきれない・・・。
文字にて書かれた戯曲を読むのと演劇を生の舞台で観るほどの違いがあるのやも知れません。
そう考えると楽譜はどう表記されようと太鼓の台本に過ぎないのかも知れません。