HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:譜面表記

和太鼓の場合、譜面表記はこれと決まったものはありません。
御諏訪太鼓の譜面はオタマジャクシ表記が普通です。
宗家故小口大八師が元々ドラマーだった事も影響しているのかも。

私は自分用に縦書き譜面を創って使っています。

三宅太鼓は譜面そのものがありません。
フレーズが三つしかないのでその場の口伝で十分。

八丈太鼓もアドリブで打つ太鼓なので本来譜面はありませんが
演奏会での揃い打ちやフレーズ練習のための曲の譜面はあります。
この譜面は大小様々な丸が基本、カタカナで口伝も併記されています。
オリジナルは二色使いで縁と皮の区別がつくように工夫されています。
練習曲のフレーズはかなり細かく、左右の打ち分けがわからないという欠点があります。
この譜面は横書きなのですがねぶたの太鼓の譜面に近いかも知れません。
ねぶたの譜面は縦書きで左右の打ち分けや音の強弱がよくわかる優れ物。

しかしながら八丈太鼓は横打ちのため、縦書きはしっくりこないのです。

そこで思い付いたのがカタカナとひらがなの使い分け!
右手はひらがな、左手はカタカナにすると左右の打ち分けがすんなりわかるのでは?
字ヅラからは硬く打つところはカタカナで、柔らかくがひらがな、
の視覚的印象がありますがこの場合はそれは置いておく事にします。

譜面も考えて行くとなかなかオモシロイ。