HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

八丈考71

本日は皆さん、先生の細かい口頭指導をそれぞれ受ける事ができました。
 
曲の構成について唐突にフレーズが出現するのは聞いている方もびっくりしてしまう。
 
下拍子はテンポを一定に刻むだけでいいというわけではなく、上拍子の強弱や呼吸を感じ取り対応する。
 
しゃばたきの打ち方とゆうきちの打ち方はきちんと打ち分けること。
 
ほんばたきはバチを太鼓に置くようにして音を響かせる。
 
掛け声は機械的に入れるのではなく、謡うように自然に入れること。
 
ゆうきちでも太鼓をこするようには打たない。
 
細かいフレーズの方をしっかり打つべし。その方がテンポもはずしにくい。
 
縁も同じでバチを置くような感覚できちんと打つ。
 
他の人の講評も聞きながら、八丈太鼓の音の質へのこだわりを痛感しました。
 
ドンとトンのニュアンスの違い、トコトコではなくトトトトとキレよく出す音が求められる事、
 
スッドンスッドンのところはスッドォンスッドォンと音を響かせないと下拍子のトントコがはまって聞こえてこない。
 
普通の太鼓(といっても何が普通なのかはムズカシイ)ではここまで音にこだわる事はめったにないのでは?
 
う~ん、八丈太鼓オソルベシ。
 
 
個人打ちでは新しいフレーズにチャレンジしてみました。
 
曲の入りと仕舞いの趣向をちょっと変えて、自分なりの個性的な打ち方を入れて。
 
誰が聴いても、あ、これはあの人の太鼓、というのがわかるのが最終目標です。
 
まだまだ定着していませんが、気長に研究してみるつもりです。