横浜リリスの教室にお邪魔しました。
稽古場は小ホールステージ。
太鼓は4台で30人ほどの参加者、かなりゆったりとしたスペースが確保されています。
ステージは反射板等なにもない状態なので打ち始めは音が反射し過ぎて音を合わせるのが
ちょっと難儀でした。
一緒に参加した人は、周りの音は聞こえづらいけれど逆に自分の音はよく聞こえた、と。
なるほど、そういう事もあるんだ。
小学生低学年の子供たちもいましたが、左右の体重移動とか実にさまになっていました。
主力の青年たちは小学生の頃からやっていたとかでこちらもレベルが高い。
始めから終わりまで、休憩は一回、その間みっちり練習です。
裏打ち、表、六上げ、六上げの途中から、切り返し、打ち込み、を黙々と続けます。
先生は個人個人にアドバイスしつつ稽古は進みます。
今回自分で確認できた事は太鼓は打つものではなく引くもの、という事。
裏打ちのとき、打つ意識より手を引く事に重きを置くという感じ。
引いた反動でバチが戻るような動きを意識する事でバチが柔軟に動き、腕も疲れません。
ちょうど引ききったところでこんどは太鼓に向かってバチの尻を引っ張ってやるイメージです。
大切な事は手首を固定せず柔軟に動かすこと。
六上げの再即時の対応方法はまだ未解決ですが、大きく振る場合は打つより引く事がよいようです。
他の教室におじゃますると、また新たな発見があるように思います。