太鼓を打つ時は素足か地下足袋が多い。
これには理由があって、太鼓を打つエネルギーを大地からもらうため。
人がふんばる時は足の親指を使う。
底が一体となっている普通の靴だとこれができない。
親指が独立していると、手と同じようにものをつかむ行為が可能なんですね。
おサルさんの名残で、人もまた足でものをつかむ事はまだできるわけです。
太鼓を打つ時、踏ん張るのに大地をつかむのはとても大事な事。
その力が反作用となってバチ先まで届くわけです。
空中に体が吊られている状態でしっかり太鼓を打ち込むのは至難の業。
音を出すためには大地に接している足先から。
太鼓を打つコツをつかむ事、それは足でつかむのもポイント。