HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓の姿勢

指導者からは姿勢の事をよく言われる。

まずは構えた時の姿勢。

自分の体の前の空間を豊かにとる事。

窮屈な感じになってもいけないし、空き過ぎてもよろしくない。

胸を張り、堂々と構えること。

腕は自然に構え、肩の力を抜き、肩からバチ先まで気が流れるような意識を持つ。

姿勢は低く構え、腰骨が前かがみにならないように。

横から見て背骨がゆるやかにS字を描くように腰上部をいく分前に押し出す。

右足左足で腰骨につっかえ棒をするように安定させ、その上に上半身を乗せる感覚。

重心は前後左右斜め方向どの向きにも対応できるように。

腰の高さ、縦方向の移動も膝をうまく使って行えるゆとりを保つ。

顎はやや引くが顔は伏せがちにはならないように。

あまり伏せがちだと顔が影になり印象が陰気になるようだ。


太鼓の構えひとつでその人が出せる音のよしあしがわかってしまうと言っても過言ではなさそう。

鏡をみつつ姿勢の研究をしてみるのもよいと思います。