先日、笛の練習をしようと近くの世田谷公園へ。
公園の一角に盛土の小高い丘があり、いつもはそこのベンチに腰掛けて笛を吹きます。
この日は丘に登ってみるとベンチで睡眠をとっている人(公園の住人?)、
寝っ転がって本を読んでいる女性、語り合う若い男女の先客がありました。
ちょっと笛を吹くのははばかれる雰囲気・・・。
仕方が無いので、秩父屋台囃子の大太鼓の練習に切り替えた。
口唱歌をもにょもにょ言いながら両手で膝打ち。
これを繰り返す事でどうもおぼろげだった全体のイメージがはっきり見えてくる手応えあり。
うろ覚えのところはきちんと打てずに引っかかったり飛ばしたり。
そのたびメモを確認して曲を覚える。
屋台囃子のワークショップは月に一度程度なので、やはりその場で覚えるのには限界があるということですね。
予習をきちんとやっておいて、実際に太鼓で確かめる、という事をしないと覚えるまでえらい時間がかかる。
記憶力が衰えているので復習する時も、あれ?どうだったっけ?というのもけっこうあります。
さいわい屋台囃子は曲の流れは頭に入ったので、細部のつながりを体に覚えさせる段階まで漕ぎ着けてます。
40分ばかり集中したおかげでほぼ完璧に打てるようになった(はず)。
それと今まで意識できなかった全体の抑揚みたいなものがわかるようになった気がします。
次回実際太鼓で確認してみよう。
下拍子が入るとこれはこれであせって打てなくなる箇所も出てくるわけで
その意味では何回も何回も打って体に覚えさせるしかありません。
すっかり暗くなった丘を下るときには寝ているおじさん以外誰もいなくなってました。