講師に本場秩父屋台囃子保存会初代会長の高橋利雄氏を筆頭に上町の現役の打ち手3人を迎え
2時間あまりの短い時間でしたが小太鼓(締め太鼓)、大太鼓、笛、鉦の講習を受けました。
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まずは小太鼓の独特な打ち方「テレテッケ」を。
この「テレテッケ」は一般に広まった地打ちの「テケテケ」とは一線を画し
秩父屋台囃子の最大の特徴ではないかと思われます。
皆でしばらく練習してなんとか特徴を捉えられるようにまでなり、次に大太鼓へ。
大太鼓は装飾音が入らない原型を教えてもらいます。
以前、高橋先生のDVDで観ていたとおりの内容で、
私が太鼓スタジオすわんどのワークショップで習ったものと同じ内容だったので理解が早かった。
指導員の皆はさすがに理解が早く、高橋先生も驚いておりました。
ほんとの駆け足で最後のぶっきりまで行き、数回通しで演奏しました。
通常は三日はかかると言われる講習を1時間半くらいでこなすのはさすがと思います。
この後、笛組は別室に移動、わずか10分くらいですが笛のキモを教わりました。
笛は二本調子の古典調、これは誰も持っていないのでお借りしました。
二本調子は指の間隔が広く押さえるのがタイヘン、借りた笛は自作だそうです。
そんなこんなで二日にわたる指導員合宿、内容はてんこ盛りで充実していましたが
内容盛り込み過ぎて中途半端に終わったのも事実。
また別の機会を設け、さらにひとつずつ補完は必要かも知れません。