埼玉のチームの要望で秩父屋台囃子を教える事に。
ここに来て太鼓をいろいろやっていたのが役に立っています。
「秩父屋台囃子」「三宅」「八丈」などの伝統系太鼓、これには「ぶちあわせ」も入るのかも。
祭り工房系の「山呼」(太鼓協会教本掲載)「夏祭り」(太鼓協会教本掲載)「天地」「荒波」、
正式に習ってはいませんが「どっこい」「タッポ」、
太鼓協会教本掲載の基礎打ち1番、2番、3番、
御諏訪太鼓系の「勇み駒」「トンバネ」「飛龍三段返し」「神楽」
小藪組系「感謝」「虚空」「鼓曲池尻」
博信系「祭り」などなど。
曲だけではなく太鼓打法もいろいろあり、どれも正解という事が理解できました。
自分の(幅広い)経験から、どれか一つを正しいものとして押し付けるのは不正解と思っています。
秩父屋台囃子にしても地域地域でそれぞれの打ち方があり、一概にどれが正解とは言えません。
今回は秩父屋台囃子保存会のものを教えます。(というかそれしか知らない・・・)
動く証拠としてDVDも発売されており、譜面化もされています。
今回は曲のニュアンスを知ってもらおうととりあえずワンフレーズずつ最後まで行きました。
始める前に配られた譜面を解読している人がいましたが、ニュアンスがわかっていないため
どこで切り、どうつながるかが理解できていないようでした。
ドコドンドコドンドコドコンコドン と書かれていてもわかりませんよね。
ドコドン/ドコドン/ドコ/ドコンコ/ドンが正解なんですが
ドコ/ドンドコ/ドンドコ/ドコンコ/ドンとも読めちゃいます。
そんな事もあってとりあえずおさらいしました。
譜面を見ながらやりましたが、途中迷子になる人もおり、
もう少し口唱歌と譜面を合致するようにすればよかったなあと反省。
締めで下拍子も少しやりました。
テレテッケテレテッケという癖のある下拍子ですが、ニュアンスが難しい。
私はテレテッケではなくテレテーケの方が近いと思っていますがそうは教わっていません。
でもこの変則打ちの方がエンジン音のニュアンスに近く、
重い屋台を牽くには合っていると思います。
秩父屋台囃子、難曲の部類に入ると思いますが、さて。