HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

川柳:震災後

大震災から10日経ちました。
震災報道一色だったテレビ番組も少しづつ元に戻りつつあります。
当日からの動きを川柳で振り返ってみました。
 
地震 いずこの地でや 起こりつつ・・・東京で地震に襲われた瞬間、とんでもない事が起こった事を予感
 
揺れの中 頭をよぎる 地震の地・・・震源は静岡あたりか東北地方か、これ以上揺れが大きくなったらいよいよ東京直下型、東海地震と覚悟を決めねばと考えました。
 
余震にも 歩く人並み 延々と・・・歩いて帰る途中、道は人、人、人。
東京が被災地になった事を想像して戦慄する。
 
津波来る 人の非力を 呑み込みつ・・・津波に襲われる街々。
ただただテレビの前に呆然とするだけでした。
 
売り場には 空の棚だけ 並びおり・・・特に大きな被害の無い東京でも買いだめ買占めの動き。
 
もどかしく テレビをみつつ 義援金・・・何もできない無力感と焦燥感。
皆さんも同じ思いにかられたのではないでしょうか。
被災地の医療体制もずたずたになっている模様なのでとにかく日本赤十字社義援金
 
原発に 余分な手間を 割かれおり・・・自然災害の域を超えた人為的災害。
避難や救難にとてつもない悪影響を与えてしまった。現況も未解決。
 
放射能 汚染されにし 二次災害・・・水道水や野菜、牛乳から検出された放射能
原発の影響は思わぬ被害を誘発。生産者の「くやしい」という言葉が耳に残っています。
 
震災に やさしくかしこく なれ日本・・・これからが正念場だと思います。
 
 
この度の震災で亡くなられた方のご冥福を祈ります。
残された方の支援をできる形で行いたいと思います。