HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:新講師

本日は自分たちのチームの練習に参加。
 
新講師をお願いするであろう千代園剛氏に来ていただいた。
 
西川啓光氏、林英哲氏に師事をしている25歳のプロ太鼓奏者、太鼓歴は16年。
 
本日は我々の基礎打ち、演奏を見ていただき、それに対してアドバイス、指導をしていただいた。
 
練習でも、いや練習だからこそ曲演奏は舞台と思い、シンとなる瞬間を持つ事から始める事。
 
一旦舞台に立てばプロアマ問わず観客を意識する事、アマチュアは演奏を楽しむ事ができるのはプロとの違い。
 
ただ楽しく太鼓を打ちたい人はそれはそれでいいけれど、高みを目指す人には厳しく行きます、と。
 
 
いいですねえ♪
 
 
基礎打ちでは基本の基本の打ち方を。
 
今日新たに目からウロコは肩甲骨を意識して打つという事。
 
手を挙げて行き、真上に上がりきったところでさらに肩甲骨を上げる。
 
この動きで5センチはリーチが伸びます。
 
その結果、落差と重力を利用し尽くす事が可能となるわけですね。
 
バチ先はより遠くからムチの動き。
 
力ではなくスピードで打つ。
 
これはどの太鼓教室でも同じ事を言われる太鼓の大原則。
 
肩甲骨もその一連の動作に動員するというのは新鮮でした。
 
今でも肩甲骨の内側があったかい感覚です。
 
最後に大太鼓のソロ演奏、英哲氏の宴という曲を披露していただいた。
 
そこには今までと別人の演奏者が・・・。
 
来週、また講習をお願いできるという。
 
 
これで、指導者不在の状況が解消されそうです。
 
今までの傾向とはまた違うスタイルを学べそうで、今後が楽しみであります。
 
しかしながら今回の震災で4月は高校の施設が使えないそうで、来月は練習お休みだと。
 
東京都は何を考えているのだろうか・・・。
 
 
 
イメージ 1
洗足学園HPより転載
Profile
神奈川県出身。幼少より和太鼓に親しみ、小田原にある相洋高等学校和太鼓部にて研鑽を積み洗足学園音楽大学に進学。講師の西川啓光師と出会い、和太鼓だけでなく、古典や現代邦楽の邦楽打楽器の指導を受け、全ての邦楽打楽器奏者になることを志す。2007年洗足学園音楽大学Sウィンドオーケストラニューイヤーコンサートにて和太鼓部「鼓弾」として、和太鼓奏者・林英哲氏と共演し、和田薫氏の委嘱作品《協奏三章”鼓神”~和太鼓と吹奏楽のための~》を初演。『石川さゆり35周年記念音楽会』にて大太鼓演奏。09年第6回邦楽コンクールにて「現代音楽協会賞」を受賞。10年より民謡歌手の伊藤多喜雄のtakioバンドに参加し全国を巡る。また日本舞踊協会主催「新▲道成寺」、参加型イベント「ドラミングハイ」に和太鼓奏者として最年少で初参加し、ジャンルを問わず枠にはまらない演奏で好評を得る。メキシコで行われたセルバンティーノ国際芸術祭に舞踊集団「芸○座」の一員として参加。邦楽打楽器を西川啓光師、和太鼓を林英哲師、お囃子を藤舎呂凰師の各氏に師事。