HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

川柳:電力

豊かなる 暮らしの裏に 放射能
 
野田総理原発なくしては生活が成り立たないと発言したそうだ。
 
電力の3割を原発に頼ってきた日本。
 
将来はその比率をもっと高めるという国家の意思であった。
 
地震津波でその計画はこっぱ微塵に粉砕され、残ったものは気の遠くなる廃炉への道と
 
故郷に帰る事を許されず平穏な暮らしを失なった人々の群れ。
 
広範囲な放射能汚染と震災廃棄物処理で紛糾する自治体・・・。
 
 
電力の安定供給という旗印の下、リスクの分散を考慮してこなかった国のエネルギー施策。
 
節電を余儀なくされる夏がもうじきやってくる。
 
国の未来をどうするかの熱い議論もあまり聞こえてこないお寒い国会、
 
なんだかなあ。