HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:八丈考4

八丈太鼓講習4回目。
 
今回講習受けたのは二人。
 
もう二人いるのですが風邪でダウンしたとか。
 
なんともぜいたくな講習になりました。
 
 
新しく本ばたきという地打ちを習いました。
 
ツドド ツドド というちょっと哀愁に満ちたリズム。
 
太鼓の革にバチを押しつけてわざと濁った音を出す。
 
テンポは三段階あって、ゆっくりから始まり、半ばでテンポがあがり、ドンドンドンと変化、
 
後半さらにテンポがあがり革を押さえずにトントントントンと軽快なリズムへ。
 
表を打つ人は前半で魅せるか中盤で遊ぶか後半で楽しむか、それは打ち手の裁量にまかされる。
 
とにかく楽しんで打つ事、自分で研究する事、考え過ぎない事、振りで見せる事、しかし音はしっかり出す事、
 
決まった音を打つのではなく、自分で音を創りながら打つ、これは魅力的な太鼓だなあ。
 
島ではたいがいの家に太鼓があり、お茶を飲みながら寄り合いで太鼓を打つという。
 
太鼓が日常の娯楽になっているという、すばらしい環境。
 
菊池先生は自然を感じながら打って欲しいと言う。
 
二月にはスタジオの教室全体の発表会があり、八丈太鼓教室も参加する。
 
自由な八丈太鼓と言っても最初と最後は合わせる必要があるので
 
仕舞のフレーズを何回か練習した。
 
完全に覚えていないと振りも小さく、音も出ない。
 
どんどこ どんどこ どんどこ どんどこ
どこどこどっどん どこどこどっどん どこどこどっどん どこどこどっどん
どんどんどんどんどんどんどんどん
どこどこどこどこ すっどんどどん
 
記譜していると先生に怒られそうだけど、書いておかないと忘れてしまうので・・・。
 
発表会に向けてそれぞれが研究して少しづつ自分のものにして行きます。
 
振りを創る時の自分なりの方法、
 
上、中、下、直線、曲線、円、八の字、前、後ろ、縦、横、大、中、小、緩、急そしてこれらの組み合わせ。
 
そんな打ち方をしていたら先生からはほぼ及第点をもらえました。
 
気を付ける点は左手が太鼓に近過ぎるのと、力を抜いて打つ事、これからの宿題であります。
 
 
八丈太鼓、こりゃまた楽しい太鼓に巡り合いました。