HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:まつり工房の講習会

埼玉は幸手にて行われたまつり工房の講習会に参加しました。
地元の太鼓保存会の方々が主催している息の長い講習会です。
受講者は小学生、中学生が殆どで、我々のいつもの練習とは違う雰囲気が新鮮でありました。
秩父屋台囃子とたっぽというオリジナル曲の二部構成。
全部で30人ほどの参加者を二手に分けての講習。
私は屋台囃子の方を受講した。
大波から入るまつり工房による工夫された構成となっています。
納得できたのは曲の背景をきちんと説明して、曲の打ち方の大事なところを理解させてくれる事。
単に太鼓の曲を覚えるという事ではなく、どう打つべきかをきちっと教えていっただいた。
今回お目当てのまつり工房主宰の北原永氏が都合が悪く欠席されたがお弟子さんの指導方法に太鼓の大事な部分を伝授されたと思います。
太鼓を抱えてはいけない、太鼓は支える事。(屋台囃子の座打ち)
丹田に向かって力を絞り込む事。
左の打ち込みが決め手。
一打一打を丹田できちんと打ち込む事。
あげる手は引っ張られる感じ。引く打つのバランス。
聴衆を振り向かせる大きな音と集中させる小さな音。
お囃子ははやしたてて屋台の引き手に力を出してもらう曲。
決して平坦ではない道を行く中での曲構成であること。
一人で屋台を動かせる音をめざす事。
 
講習が一通り終わって、小中学生が屋台囃子を打っていましたが強弱メリハリ、体の動き、どれもすばらしい!
玉入れも魅せ場たっぷりで、何よりも皆楽しそうに打っているのが最高でありました。
やっぱ太鼓はええなあ。
 
イメージ 1