HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:演出の難しさ

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先日、都内の神社で鼓童出身の太鼓プロの結成ライブを観る機会に恵まれた。

狭くも広くもない境内。

建物に囲まれた境内は音響的にもかなりいい効果を発揮している。

が、始めに演奏された太鼓の位置が客席から遠すぎる印象があった。

音の拡散を嫌っての事であろうが、太鼓のよさ、とりわけ大会場でない場所でのライブはその息遣いや、バチの擦れる音も聴こえてくるスリルがなんともたまらない。

PAを使用していないようなのでなおさらできるだけ近くで見聞きしたかった。

もう一つ気なった事。

プロの演奏を収めるプロのカメラマン、スチールとビデオ担当の二人いたけれど、特にビデオ撮影のカメラマンはいただけなかった。

まずは衣装。動きが目立つ赤のポロシャツ。短パン姿と素足にスニーカー。

そんな姿で目の前をうろうろされてはあまりいい気持ちはしないし、こちらは気が散ってしまう。

ま、無料のライブなので金返せとは言えないけれど、「プロ」であったらその辺にまで気を使ってもらいたいと思った。

後もう一点気になったのが奏者の衣装。

着流しスタイルは残念ながらこの季節、見た目に暑いし重い印象であった。

演奏に関しては申し分ない、凄い迫力なので、かえってもったいないと思いました。


時間がなかったので、最後の曲を背中で聞きながら会場を後にしましたが、遠ざかっていく太鼓の音がなんとも心地よかった・・・。