さて今日のお昼は何にしよ、連日、備蓄用のインスタント麺のリプレイス(入れ替え)にちょっと飽きが来ています。
冷蔵庫に眠っていた賞味期限を1週間ほど過ぎた油揚げを発見、久しぶりに日本蕎麦をいただくことにしました。
水、酒、みりん、しょうゆ、めんつゆ、かつおぶしでつゆを作り、油揚げを投入。
そばは乾麺を茹でます。
ゆで汁でどんぶりを暖め、茹で上がった蕎麦を盛り、つゆをかけて揚げをのせ、刻んだネギ、一味唐辛子をふってきつねそばのできあがり。
いただきま~す。
ちょっと麺の量が多かった・・・。
日本食はしょうゆ、酒、みりん、かつおぶしがあれば大概のものはおいしくいただけます。
ところで、大阪ではきつねそばが存在しないと聞いたことがあります。
大坂で「けつね」(きつね)といえば揚げの入ったきつねうどんの事。
揚げの入ったそばを「たぬき」と。
きつね=うどん、たぬき=そば、なので
きつねそばやたぬきうどんは存在しようがありません。
関東では揚げの入ったきつねうどんときつねそば、
天かすが入ったたぬきうどんとたぬきそばが存在します。
関東は「具の種類」で分類する方法です。
大阪では揚げの入ったうどんをきつね、揚げの入ったそばをたぬき、と言い、「麺の種類」で分類しています。
情報化社会の今、大坂のうどんやさんで「きつねそば」ください、は通じるかどうか・・・。
あんた何言うてんねん、きつねはうどんやで、あほくさ~、となるんでしょうか。