8月15日は日本の終戦記念日となっています。
日本が無条件降伏を受け入れた日。
宣戦布告が遅れ真珠湾の奇襲攻撃でアメリカにリメンバーパールハーバーという憎悪と復讐の念を植え付けて始まった太平洋戦争。
日本国内では大本営発表に、カッタカッタと大騒ぎ、その後のフェイクニュースに敗戦へとまっしぐらに突き進む事になりました。
8月6日と9日には市民の頭上に原子爆弾が炸裂し、無数の命が奪われてしまいました。
8月16日、負けを認めた翌日の日本本土国民の心境はどんなだったかに思いを馳せます。都市は文字通り焦土と化し、身も心もボロボロだったに違いありません。
鬼畜米英が日本に乗り込んでくる、自分たちは一体どうなってしまうんだろうか・・・。
恐怖と不安と絶望感の中、やっと戦争が終わったんだという安堵感もあったかも知れません。
空襲警報も鳴らない静かな暑い1日が始まったんだろうと想像します。
街には蝉の鳴き声は響いていたんだろうか・・・。
蝉も焼き尽くされて静まり返っていたんだろうか・・・。
戦争が始まる前に反対の声をあげないと過ちを繰り返す事になります。
戦う覚悟より戦わない覚悟をするのが戦争回避の可能性が高まるのではないいかと。
一旦戦争が始まってしまうと、「お国のため」という呪文がまかり通ります。戦争を始めないのが真のお国の為ではないでしょうか。
靖国神社にいそいそと足を運ぶ政治家からは戦争絶対反対のメッセージは届きません。むしろ彼ら彼女らは戦争が大好きのように見えますけんど。