HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

戦争と平和の祭典

ウクライナではロシアの侵攻によって市民の命が奪われる戦争状態の中、北京では平和の祭典パラリンピックが開催されています。

 

とっても矛盾を感じます。

 

プーチンウクライナ東部でのロシア系住民の大量虐殺から住民を解放するため侵攻したとうそぶいておりますが、もしそうならばその証拠を全世界に開示すべきでしょう。

ソ連秘密警察のトップだったら情報を収集するのはお手の物のハズ。(偽情報を作るのも・・・。)

 

旧日本帝国陸軍満州に傀儡政権を樹立するため、中国軍から攻撃を受けたと自作自演の戦争を仕組んだことは歴史の記憶にありますが、プーチンもその手法とおんなじで侵攻の口実でしかないでしょう。

 

当時の日本国民は大本営発表フェイクニュースに躍らされ、最後は一億総玉砕という集団自殺行為にまで及ぶところでした。

2発の原子爆弾による無数の市民の命の犠牲により、一見潔い集団自決という軍部の悪夢からは免れる事ができたのかと。

 

日本はかつて東京オリンピックの開催予定国でしたが戦争の当事国ともなり、そのオリンピックは幻となりました。

以前住んでいた目黒のマンションの前の道路が当時のオリンピック道路で、今も片側一車線の計画道路のままです。

 

ウクライナという国が危機的戦争状態にある中で、自国の金メダルに素直に喜びきれる気分になれません。

ウクライナにとどまらず、戦争状態の国や地域は世界のあちこちに。

市民の命が奪われ、無数の難民が発生しています。

そこから目をそむけ、お祭りムードをひたすら演出するオリンピック・パラリンピックの開閉会式典がとてもうつろに見えてしまいます。