鎌倉の大仏を訪れたのは実はジャヤワルダナ氏の碑があるからなんです。
ジャヤワルダナ氏の事は何回か記事にしていますが、敗戦後の日本を救った人物としてもっと広く世に知れていい人物と思います。
日本が先の戦争に負け、サンフランシスコ講和会議で戦後処理をどうするかについての話し合いが持たれていました。
多額の賠償金と領土四分割案が提案されている議場で、敬虔な仏教徒であったスリランカ代表のジャヤワルダナ氏は、「人は憎しみによっては憎しみを超えられない」という仏陀の言葉を引用し、スリランカは戦争被害を受けているのにも関わらず、賠償金の放棄と、分割統治案に反対の意思を表明しました。
もし、日本がソ連、アメリカ、中国、イギリスによって四分割統治されていたら今の日本はなかったと思います。
首都東京もかつてのベルリンのように、いやベルリン以上に複雑な四つの区域に分割されていたところです。
仏陀の教え、ジャヤワルダナ氏の偉業は日本人ならもっと知っておくべきと思います。
鎌倉大仏には小学校の遠足で訪れる事も多いとか、子供にもきちんと教えておくべきですね。
土産物の売店にはジャヤワルダナ煎餅を置けばいいのにね♪