HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓の音の大小と強弱の違いは?

太鼓はメロディがほぼないと考えて問題ないと思います。

締め太鼓や桶胴太鼓は音程の調整ができますが、長胴太鼓にいたっては音の高低は太鼓任せ、人と同じで皆違ってそれでいい、という楽器です。

そういう個性的な太鼓ですが、長く打っていると皮が伸びてきて音程もすこしずつ変化していきます。

 

さて、そんな太鼓、音の大小と強弱の違いは?

個人的な独断と偏見で、大小は音の量、強弱は音の質ではないかと。

 

乱暴に言い放ってしまえば大小は物理的・無感情、強弱は精神的・有感情、なのではないかと。

 

強い音と大きい音は中身が違うのではないかと思います。

強弱は硬軟の感覚に近いかも知れません。

 

大きくて硬い音、大きくて柔らかい音、小さくて硬い音、小さくて柔らかい音、というように音の量と質に言及できると思っています。

 

太鼓は楽器なので何かしら表現を盛り込みたい。

ややもすると大小だけ際立つ演奏になってしまいがちですが、きちんと強弱に気を遣う、という事がとっても大事と思います。