日本人 豊かになりて コメ離れ
大戦前、アメリカは他国の戦争であるヨーロッパ戦線の軍需で不況から脱し、
国力の差は歴然、結果日本は2発の原子爆弾を浴びせられ、
300万人と言われる戦争犠牲者を出して敗戦。
戦後処理を決めるサンフランシスコ講和会議で、日本は多額の賠償金は課せられず、
米英中露による分割統治も回避する事ができた。
この時のスリランカのジャヤワルダナ氏の「憎しみからは憎しみしか生まれない」と言う発言と
日本を窮地から救ったその存在を日本人は忘れてはならないと思う。
同じく敗戦国ドイツは国が二分され、多額の補償金をつい最近まで払い続けて来た。
大戦が終わり、飢餓の時代を経て日本は豊かになりました。
日本が急速に復興できたのはこれまた他国の戦争=朝鮮戦争のおかげでしょう。
その舞台となった朝鮮半島は今もまだ休戦状態で、国は二分されたままです。
さて、日本は経済大国と言われるまで復興、食生活は欧米化し、
肉類などで食欲を満たすようになり、結果としてコメ離れが進行しています。
白いご飯を腹一杯の夢から、美味しいお肉を食べまくるのが現実に。
日本人はグルメ志向が強く、美味しいものを食べる工夫と開発に余念がありません。
そんな日本食が世界に伝播して、人類総和食グルメになると
地球の食料生産能力が追いつかなくなったり、資源が枯渇するのでは?