何かを表現する時、表現を支える基礎の力は必要になります。
基礎の力、和太鼓では技術かと。
超絶技巧的な技術を披露する事で人々は感心しますが、感動するとは限りません。
やはりそこには表現する「心」が大切かと。
表現を支えるのは練習に裏付けされた技術、面白くはないけれど正確に16分を打てないと表現力は劣ってしまいます。
16分の練習方法、右手で8打、トトトトトトトトを打ちます。
テンポは打てる速さで任意に設定しますが、始めはゆっくりでよいでしょう。
きちんとカウントする事が大事です。
12345678。
慣れたら左手を加えます。トコトコトコトコトコトコトコトコ。
左手を加えてもカウントは右手の12345678。
これを交互に繰り返します。
ト ト ト ト ト ト ト ト
トコトコトコトコトコトコトコトコ
ト ト ト ト ト ト ト ト
トコトコトコトコトコトコトコトコ
確実に打てるようになったら少しテンポを上げて繰り返します。
大事なのは強弱アクセントはつけずにフラットで打つ事。
この練習には①速いテンポでも手を動かせるようになる、②テンポをキープする、③無意識にカウントしながら打つ、の3つの要素が入っています。
まずは地道な練習からであります。