新型コロナの猛威は一向に収まる気配がありません。
大阪では医療崩壊が始まり深刻な状況になりつつあります。
緊急事態宣言が東京、京都、大阪、兵庫に発出され、
蔓延防止等特別措置が愛媛、愛知、神奈川、千葉、埼玉、沖縄、宮城各県に出されております。期間は4月25日から5月11日まで。
いずれも人の動きを止め、今以上の感染拡大を食い止めようというもの、
しかし緊急事態宣言や蔓延防止等特別措置はそれ自体感染終息を狙うものではなく、あくまでも感染拡大を抑えるという効果しか望めません。
再び人が動き出せば再発する、これはこの1年ですでに2回くりかえし、体験済み。
世界を見てみると、イスラエルやイギリス、アメリカなど国策で新型コロナワクチン接種をせっせとした国はマスクをはずし、以前の日常生活を取り戻しつつある映像も入ってきています。
日本はワクチンの無かった100年前のスペイン風邪の時と同じ戦略で、ただひたすらウィルス禍が去るのを待って耐え忍ぶという古色蒼然たるもの。
三回目となる緊急事態宣言で新型コロナウィルスが退散するとは到底思えません。
そんな状況下、オリンピック開催の強硬論。
オリンピックで国内外の人の動きが活発化すればウィルスの動きも活発化し、その時ワクチン接種が済んでいない日本国民は感染しまくる事は容易に予想できます。
安全安心な東京オリンピックを開催したいならワクチンを打ちまくるしかないのでは?
国民の100%がワクチン接種を終え、日本を訪れる人はワクチン接種済みかPCR検査陰性という条件付けでオリンピックをやるしかないのでは?
今の状態でオリンピック開催強行は危険な賭けではありますまいか。
賭けはいかさまでもしない限り五分五分の勝率。
国は運を天に任せるおつもりか?