唱えると、居合わせた人々を煙に巻いて行方をくらます魔法の言葉があります。
それは国会と言う伏魔殿で発明された魔法の常套句、「私の記憶にございません」。
例えば今問題になっている菅総理の息子(なぜこういう言い方になるのかも疑問)が総務省の役人を接待したとされる疑惑。
衛星放送の許認可に関する話はしたのか?の質問に対し、「私の記憶にございません」。
していない、と答弁すると嘘がバレた時にえらい騒ぎになるため、したともしないとも明言を避ける伝家の宝刀「私の記憶にございません」。
嘘が判明しても「私の記憶違いでした」と言い逃れができる算段。
先のAB総理の時もこの言葉で関係者は逃げ切りをはかっております。
この魔法の言葉を発明したのは1976年、ロッキード疑獄で逮捕された小佐野賢治。
国会答弁でこれを連発、(実際は「記憶はございません」)とその後の疑惑追及時の国会答弁の常套句となりました。
この言い逃れをさせないためには録音などの証拠を提示する事でしょう。
きちんと尻尾をつかむ事だわにゃ。