規格で思う事。
農水産物には規格外というジャンルが存在します。
規格外の野菜や魚は市場価値がなく捨てられる運命を辿るものが殆ど。
粒ぞろいの美しいいちごなどは一粒5万円なんてえものもあります。
野菜なんかもちょっと見てくれが悪いと商品価値が失われます。
これは消費者に責任がありかと。
美人や美男子がちやほやされ、見てくれがよければ価値があるという社会を作り上げてしまっております。
その陰でどれほどの食べ物が捨てられているか・・・。
規格でもう一つ無駄と思える事。
それは工業の分野にあります。
規格化されたものの代名詞はネジでしょう。
世界規格があるおかげでどんなネジでも無駄になりません。
また乾電池も世界共通で使いまわしが可能です。
しかしながら、規格化されていないリチウムイオン電池は製品ごとに異なっており
使いまわしができません。
同じメーカーでも機種が違えば全然使えません。
またモデルチェンジがあると古いものは合わないので捨てざるを得ない。
充電器も専用になっているのでその都度古いものは廃棄するしかありません。
これは壮大な資源の無駄使いではないか・・・。
古いものは保安上問題があるのやも知れませんが専用電池はいかにも使い勝手が悪く非効率的です。