HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

この世:料理は目で食べる

料理は目で食べる、とよく言われます。

特に日本料理はその要素が大きいかも。

美しく盛られた刺身、白身魚赤身魚、まぐろやイカ、などの鮮やかな色味、

それを引き立てるダイコンや大葉、海藻など。

また寿司も握り寿司、ちらし寿司ともその彩りは美しい。

それに比べると煮込み料理はどちらかというと地味。

見た目にはおいしそうだけど、色合いは鮮やかではありません。

また衣をまとっちゃう揚げ物はどれもこれも同じ色合い、

特にフライは外見から素材を当てるのはクイズ級の難易度があります。

見てくれは?だけど食べてみるとおいしい、というものもたくさんあります。

日本人は料理も見てくれにこだわり過ぎるみたいなところがあって、

実は野菜や魚に規格外というものがあり、見た目の悪いものは市場に出ません。

消費者がカタチのよいものばかりを好むため見てくれの悪い物は売れません。

このため廃棄されたり、家畜の餌に回される食べ物が大量にあると聞きます。

料理は目で食べる、これも素敵な文化と思いますが、

子供達には料理は心で食べる、見た目にとらわれずおいしくいただく、

という食育をやって欲しいものです。

教育勅語唱えている場合ではありませんやね。