今作っている高校太鼓授業の教材、いろいろ資料を調べる事で知識情報が格段に増えました。ありがたい事です。
そんな中、太鼓にまつわる正しいと思われる情報と、自分なりに考えたものを生徒に伝えたいと思ってます。
まずは、「太鼓は音楽でR」。
太鼓はメロディーが殆どなく、テンポ(速さ)とビート(拍)で構成されますが、基本的には音楽であると思っています。
音楽は「音」を「楽しむ」と書きます。
太鼓の授業ではあまり深刻にならず、とにかく「音」を「楽」しんでもらいたいという事を伝えられればと。
もう一つは音楽を「演奏」する気持ちを大事にして欲しいという事。
演奏とは「演じて」「奏でる」こと。
演じるは見た目の表現、奏でるは耳に届く表現、太鼓ではそこにチャレンジして欲しいと思います。
太鼓は誰でも叩けば音が出るシンプルな楽器なので特別な練習なしにとっつきやすいのかもと。
篠笛などではまず音を出す技術の習得、音階を追う指使いの習得などが必要になります。その分、音を楽しむ事に集中してもらえればと思います。