人工イクラがどうなっているのか早速検索して見ました。
人工イクラは薬局で売っている材料で簡単に作れるという記事があり、
実験キットもいくつか販売されています。
一世を風靡した人工イクラですが、現在は製造コストの問題で流通はしていないようです。
これはサラダオイルを封入することでより本物に近づけたそうです。
フェイク商品の雄カニカマはすっかり定着し今では巻き寿司にも抵抗なく使われるようになりました。
水産資源も高価なものは養殖されたり、コピー商品が開発されたりしますが
ありましたねー、人工キャビア。
青森の水産会社からキャビアンヌという名前で販売されていました。
食レポもあり、本物に比べるとヘルシーだが、さっぱりしていて物足りないとか。
調べていくうちに、キャビアの代替え品もあることが判明。
キャビアもうまいから高いのか、高いからうまいのか、
希少なゆえ高いんだと思われますが、
その価格ゆえ本物を口にした事がある人が少ないため一般論としての価値判断が難しい。
ここで需要と供給によって価値が決まることで思い出すお話、
その昔、紫水晶がその希少性からルビー、サファイヤと同等以上の価値があったそうですが
ある時大鉱脈が発見され、価格が暴落したそうです。
発見者は鉱脈を見つけた瞬間、これで億万長者!と小躍りして喜んだと思いますが、
ありふれた貴石になってガックリという結末。
イクラは赤いダイヤ、とも言われ、こちらもとても高価でした。
ニシンやハタハタ、マグロなども乱獲によって資源枯渇が危ぶまれています。
(資源というところがいかにも人間の傲慢さを表している?)
これを養殖や人工○○で乗り切ろうとしている人類。
豊かな地球環境を急速に消費する人類、その行く末は人工人間?