曲練習をしていると、細かいフレーズのところでどうしてもテンポアップしてしまいます。
基礎打ちの練習をしているにもかかわらず、曲になるとテンポキープは無視されてしまいます。
原因は基礎打ちと曲練がリンクしていないのではと思われます。
太鼓は全員で(個人でも)テンポをキープするのが大原則ですが、どんどん早まっちゃう。
早まった事はして欲しくないんですが、細かいフレーズになると早まるのは自然な事、
手の振りが小さくなるぶん早く動いてしまいます。
また感覚的にも大きなフレーズから細かいフレーズになるとテンポが遅くなるように感じるようです。
これを解消するには人間メトロノームになるしかないのではと。
それぞれが体内に一定のテンポをカウントできる感覚を持つ、
そのテンポを共有できれば早まる事は起きないと思われます。
実は準備体操をやるときに、皆で掛け声を出して、テンポキープすることを続けてきました。
リーダーが1234と掛け声をかけ、その他が2234と応える、
最後の深呼吸は声を出さずに無言で同じテンポを共有する、というものです。
これもおそらく基礎打ちと曲練が遊離しているのと同じように理解されていないんじゃないかと・・・。
次回から、テンポキープに特化した基礎打ちとその意義を強化しようと思います。
我々のチーム、太鼓の練習に「深刻さ」がないのが最大の欠点であるように思えます。