川崎市民団体の民謡民舞発表会にお呼ばれして太鼓の舞台を務めてまいりました。
この本番の前日に練習があり、本番用に曲編成をしましたが、
本番ではちょっとつまずいたりしたものの、何とか打ち切りました。
出番は13:30と14:30くらいの2ステージと伺っていて、
1時間半前には太鼓の搬入を終え、控え室でエアー太鼓の練習をしたり、お昼を食べたり・・・。
念のため12:30頃、舞台を覗いてみると、何と出番が迫っておりました。
その間10分ほど、大慌てで衣装に着替え、舞台袖に。
舞台袖に着くと同時に太鼓のセッティングを開始する慌ただしさ、
演奏の方が浮足立たないか心配でしたが、1回目は打ち慣れている曲を設定していたので
大きな破綻もなく乗り切りました。
いやあ、冷や汗ものでありました。
控え室に戻ると、皆が口々に、出番くらい教えてくれればいいのに、と不満気な言葉が。
何だか自分たちは演奏しに来てあげてるんだぞ、みたいな勢いです。
これはさすがに礼を欠く行為なので、
自分たちは舞台の合間の「太鼓ショー」にお呼ばれされているわけで、
お客さんみたいな意識ではなく、出演に関しては全責任を持ち、
進行にも神経を張り巡らして自主管理に務めるように伝えました。
うちらのチームは演奏会出演の営業は殆どしたことはなく、高校の和太鼓部の関係や、
先輩のツテでルーチーンで演奏会をこなして来た感があります。
そこに当然のように演奏会があり、自分たちは無条件で参加できるような気分になっていたのかと。
最近、少人数になり、施設などに声をかけ、演奏の機会を少しづつ増やしてはいますが、
自分たちが主人公という意識がどこかにあるような気がします。
自己満足ではなく、他者奉仕型の太鼓を打つ集団になって欲しいと切に願う次第です。
残念ながら練習時間と場所の制約が発生し、思うような練習ができにくい状態ですが
少しづつ前向きにもなっているようなので、演奏を楽しめるようになるまで
もう少し色々やってみようかと思います。