川柳：自浄能力

　自然でも　自浄能力　あるものを　

今回の今村復興大臣辞任、アベチャンも任命責任云々を口にしていましたが

そもそもこういう人物が閣僚にいるという事自体ゆるされる事ではないと。

人の上に立つ者はあくまでも謙虚であるべきでしょう。

自らの力で膿みを出して清いものに変えていく、これを自浄能力といいます。

数を頼みに強引に政策を進める、

奢りと高ぶり、反省の色なし。

歴代大臣の失言は実は失言ではなく、

その本音は「本当の事を言って何が悪い」というものでしょう。

常日頃の「常識」がつい口を突いて出てしまった格好と。

そういう連中に日本をまかせているというのは実にオソロシイことですが

そもそも連中を選んだ国民の責任は重大です。

アベ内閣の支持率は６０％を超えているとの事ですが、

街の声は「他に代わるものがいない」という減点方式で残っているようなもので

積極的に支持しているわけではなさそう。

政治家は私利私欲と権力を求め雲散霧消を繰り返し、

真に国民の声の受け皿になるという気骨のある人物は姿を見せる様子がありません。

トランプが白人層の不満を元に大統領になれた経緯がわかるような気がします。

そういうアメリカでもその後、自浄能力を発揮しているので少し安心。

さて、我が国日本やいかに。

　自浄して　残る政治家　いなくなり