秋晴れや 五輪の予算 青天井
豊洲新市場移転に揺れる東京都、
片や2020年の東京オリンピックの予算が異様に膨らんでます。
当初、オリンピックを誘致する際、コンパクトなオリンピックと言っておきながら
決まってから蓋を開けたらどれもこれも予算を数倍も上回るものばかり。
新国立競技場の設計やりなおしに始まって、ボート競技上、バレーボール会場など
この期に及んで見直しのオンパレードであります。
福島第一原発の解決の目処も立っていないのに復興五輪?
熊本地震や各地の災害被災地の支援も終わっていないというのに、
オリンピックの競技施設に数百億もかけるんでしょうかねえ。
あいも変わらず箱物行政から抜けられない日本のお役所仕事ではありますまいか。
橋梁など、老朽化が目立って来ております。
これらのインフラ整備を含めて、五輪予算はいくらあればよろしいのでしょう。
都民や国民はいくら負担すればいいのでしょう。
先のリオオリンピック・パラリンピックは間に合わないんじゃないのかが
取り沙汰されていましたが、南米独特のアスタマニアーナ(なんとかなるさ)で
見事に乗り切っていました。
感心したのは費用を抑える様々な工夫と、ソフト面でのアピール。
オリンピックを通して精神面でのメッセージ性が色濃く反映されていた事が印象的でした。
日本もハード面ばかりではなくソフト面を最大限活かせるものを考えていただきたい。
ソフト面 ハードな道を 歩んでね