HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

行方不明のTOKYO2020

7月21日1年延長された東京オリンピック開会式の予定。

開催期間は7月23日~8月8日

あと76日で新型コロナがどういう情勢になっているのかまったく見当がつきません。

 

パラリンピックは8月24日~9月5日。

 

オリンピックはいつのまにか金ではなくカネがモノを言うイベントになってしまったようです。

 

そもそも東京オリンピックがどう開催、運営されるのかさっぱりわかっていないので今更ながら調べてみるに、

東京オリンピックは公益財団法人オリンピック・パラリンピック競技大会組織員会が運営する事がわかりました。女性差別発言で森氏が会長の座を追われたあの組織ですな。

組織委員会JOC、日本障がい者スポーツ協会、日本パラリンピック委員会、政府、東京都、その他で構成されているようです。(このその他にカネのニオイが・・・)

ガースー総理はオリンピック開催についてはIOCが決める事、と他人事発言をなさっているけれど開催国当事者の国の権限はいずこへ?

 

ちなみにTOKYO2020のホームページがありますが、新型コロナについての言及は一切なされておりませなんだ。

ホーム|東京2020オリンピック競技大会公式ウェブサイト (olympics.com)

 

まあ、主催する立場では無理もないか、とは思いますが、緊急事態宣言とオリンピックは無関係と言い放ったIOCバッハ会長の来日も延期されるようで、そろそろ開催の有無を決める条件を明確にする必要があるでしょう。

それにつけても新型コロナ禍の状況を考慮せずにオリンピック開催を目論むバッハ会長その他はオリンピック商業主義のカネの亡者にも見えてきますがな。

聖火リレー時のスポンサーのお祭り騒ぎに象徴されております。

 

一方でオリンピック出場を目指すアスリートにとっては是非とも開催して欲しいのは当然の願いでありましょう。

オリンピックと言う高レベルの環境で純粋に競いあいたいというアスリート魂は尊重に値します。

池江璃花子選手にオリンピック辞退を要望するのは筋違い。

 

しかしながらアスリートにとってオリンピックは富と名声の一面もある事は否定できません。「メダリスト」の実績はその後の人生を決定づけますから。

 

マチュア精神や参加する事に意義がある、というオリンピック精神はとうの昔の話でしょう。オリンピックはカネになるという商業主義がはびこり、その足かせがTOKYO2020中止の意思決定に影響を及ぼしているのではと思えます。

 

世界的に新型コロナ禍が沈静化しない中で果たして「安全」「安心」なオリンピックを日本で開催できるのか、はなはだ疑問であります。