HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

鳥獣戯画のすべて特別展

4月13日から始まった上野東京国立博物館特別展の「国宝鳥獣戯画のすべて」展に行って参りました。

新型コロナ感染対策のため事前予約制になっているため開催翌日の14日、朝9時半~の枠を予約、公共交通機関は利用したくないため車で出かけました。

雨が降る中、駐車場から10分ほど歩き会場の平成館に到着。

この平成館、建築物としての魅力と言うか感動がないんですねえ。

ちなみに平成館


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ファサードが平面的でつまらない、これからスバラシイ文化芸術に接するという期待感が醸成されないと感じます。

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壁面にあるサインも「準備感」がなく、とってつけたよう。

エントランスには味気ない傘立てが並び、面白くもなんともありませぬ。

 

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内部。案内がなっておらず行列は密集・密接を助長するオペレーション。

モニターテレビに展覧会の案内が流れていますがどういうシチュエーションで観るのかがまったく考えられていません。

 

鳥獣戯画甲乙丙丁全4巻と裁断された断簡、高山寺にまつわる寺宝が一挙に公開されている展示室に足を踏み入れると長蛇の列、有料の音声ガイドサービスのヘッドフォンを付けている人がその場に立ち止まってしまい渋滞を招いています。

 

特別展 国宝鳥獣戯画のすべて NATIONAL TREASURE:FROLICKING ANIMALS (exhibit.jp)

 

第一展示室と第二展示室の中間にあるショップもグッズを買い求める人々で大混乱、密集密接の典型になっちゃってます。

全4巻が掲載されている図録を購入し(3000円)、そそくさとその場を離れます。

 

そんな展覧会は緊急事態宣言で事実上閉鎖、チケットの払い戻しが始まってしまいました。2日目に行っておいてよかったです。

 

博物館、美術館は軒並み閉館、ホンモノに触れるという事も大事ですが、美術館のバーチャルツアーもできる世になったようです。

googleが提供しているgoogle arts&cultureというサイトがそれで、世界の美術館を渡り歩く事ができます。

日本 — Google Arts & Culture

 

新型コロナ禍でステイホーム、お家でとりあえず美術品に触れる一助になるツールになりそうです。