HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

川柳:忘却

 忘却は よくも悪くも あるぞかし 

忘れるというのはよくない、と思われますが

いい事もあるもんです。

最近身近なのはテレビドラマ。

以前観た事はあるものの筋書きを忘れているため、新たに楽しむ事ができる。

筋書きを覚えているサスペンスドラマほどつまらないものはありません。

これは特に洋物の字幕版に言え、筋書きがけっこう複雑なためかもと。

これは卑近な例ですが、大事な人を亡くしたり、

若い頃の失恋なども忘れられないと生きるのが辛過ぎるかも。

先日もつまらない交通違反青切符&罰金納めましたが気分的にはもう忘れてます。

犬や猫のように、すぐ忘れちゃうのは意外とシアワセに生きるコツかも知れません。

イヤな事は忘れちゃう。

でもこれが許されないケースも。

戦争の記憶や自然災害の教訓は代々引き継がれて行くべきものでしょう。

先の東日本大震災津波の災害も800年前の記憶があれば

想定外とかの言い逃れをせずに原発の被害を防げたのかも知れません。

覚えていなければならないこと、忘れてもいいこと、

忘れてはならないこと、覚えていなくてもいいこと、

これらのことを忘れずに、覚えておくことが大事かも知れません。