昔なら 天変地異は 政治のせい
洪水、台風、地震、これでもかと自然災害が続きます。
昔ならこういう天変地異が続くのは政治が悪いからだとされました。
古代中国では政治が乱れると天がそれを咎め天変地異が起こるとされ、
為政者である皇帝をたしなめるという事が行われていたとか。
これだけ立て続けに自然災害が続くとAB政治が悪いからだとうそぶきたくもなります。
かつて経験したことのない自然の脅威、との釈明がなされがち。
よくよく過去の歴史を調べると、同じような災害は経験済みだったりします。
場合によっては千年単位のスパンだったりで、記憶にとどまっていないものもありますが
先人の記録は残っていて、警鐘も鳴らされていたりします。
今回の関空の橋梁にタンカーが衝突した事故に関しても
猛烈な台風が来るけれど、ひょっとしたらタンカーを安全な海域に移動しておいた方が良いかも、
と危機管理のアンテナが働いていれば防げたかも知れません。
世の中、2020年東京オリンピックに浮かれているようですが
それまでに首都直下型地震や、超大型台風に見舞われないとも限りません。
当然それらを想定して政治が行われていると思いますが
災害大国日本の認識はきちんとしておくべきでしょう。
こんな時に憲法改正とか、天に向かって的外れなことを言わないように願います。