HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

日本道中:東京ドイツ村

2001年にオープンの東京ドイツ村を初訪問。
東京からだと東京湾横断道路アクアラインを使って1時間ほど
と思いきや、千葉に入って道を間違え、2時間程かかりました。

一般入場料1200円、なにゆえ「東京」ドイツ村と称しているのかはパンフに言い訳が(笑)。
それによると、アクアラインが開通し、首都圏から近くなった事に由来するのだとか・・・。

村内はドイツの田園風景を再現、広大な芝生が気持ちいいです。
これはニュースでもとりあげられていたお花畑。
色とりどりの4万株の金魚草が咲き乱れておりました。

季節によっては数百万株の花々が出迎えてくれます。

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大人にも人気の子供動物園。
手作りの看板がとてもいい味を出しています。
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ボート池近くに出没する合鴨の大群。
飼育のおじさんの笛で駆け寄って来ます。
鹿煎餅ならぬ合鴨の餌の自販機もあり、餌やりは観光客も楽しんでおりました。
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羊。羊毛用と肉用の二種類が飼育されておりました。
この時期でもかなり暑苦しい・・・。
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こちらは木登りやぎ。
高いところが好きなようです。
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ミニブタは全員昼寝。
ミニと言ってもかなり大きい、猪のような精悍な顔付きです。
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その他小動物や孔雀など数種類飼われております。

こちらはしいたけハウス。
しいたけ狩りが楽しめます。
係のおっちゃんがもっと社交的ならもっと売れるのにおしいたけ・・・。
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ほぼ一年中収穫が楽しめるしいたけのほか、季節によって筍、ジャガイモ、さつまいも、
落花生、みかん、など春先から初冬まで収穫体験が用意されています。



ローズガーデン。
200品種5千株のバラが咲き乱れ、バラのいい香りに包まれます。

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ミツバチは土日も関係なくせっせと働いています。
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この他観覧車やパターゴルフ、ドッグラン、バーベキューガーデン、カフェテリア、
物販おみやげショップなど、いろいろな施設があります。

年間100万人以上の来場者があるそうで、この手の施設としてはがんばってます。

この手のテーマパークの企画や実際に施設作りもやった事がありますが
一番の悩みは季節変動と平日休日の来場者の格差です。
平日の維持費は普通にかかるのに
極端にいうと夏休みと土日休日のみで一年分を稼ぐようなもの。

東京ドイツ村いつ訪れても楽しめるよう来訪者がばらける工夫がなされており
パターゴルフなど通年のリピーターも確保しているようです。

維持と運営が大変な大型レストランはなく、メインは客が調理するバーベキューガーデン、
バーベキューは素材だけ提供すればよいので厨房や専門調理人の確保が不要、
皆でわいわい焼きたてをパクつけばハズレなし。
この手の施設のひとつのノウハウです。

また村内に車で乗り入れ、一方通行の周回道路を車で移動できるのもよいですね。

印象としてはドイツを満喫、というものではありませんが
千葉はどちらかというと地形は平、そんな中にある広大な丘と森のイメージ、
気持ちのいい空間はそれだけで価値があるのかも知れません。

運営会社を調べてみると名古屋のパチンコ店と判明。
経緯はわかりませんが、豊富な資金力と人を楽しませるノウハウが生かされているのかも。