HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

川柳:宝物

 宝物 子供や猫に 壊されて 

まあ、宝物というか、ちょっと大事にしているもの、

小さな子供や猫にはその価値がわかろうはずもなく、

落としたり引っ掛けたりで壊してしまう事がままあります。

息子が小さかった頃、古物商で手に入れた手回し蓄音機、

レコード棚に置いてあったのを落とされて蓋がズレてしまいました。

子供をしかっても何の事やらさっぱりだし、

しょうがないなと泣き寝入り。

最近では、私のものではありませんが飾りのついた小さな置き時計、

猫が床に落としてバラバラに。

棚の上に戻しておきましたがいつのまにかなくなっておりました。

あまりモノに固執して大騒ぎするのも不幸になるばかりで

カタチあるモノはいつか壊れたり無くなったりするもの、とあきらめが肝心かと。

コレクターには垂涎ものでも人によってはガラクタだし、

それゆえリサイクルショップも存在価値があるのかもと。


人類の宝物、数々の世界遺産が過激派によって破壊されていますが

価値観の違いはいかんともしがたいところです。

彼らは子供や猫と同じと思えばいくらか腹の虫もオサマるのかも。

そういえばオサマ・ビン・ラディンという人物もおりましたっけ・・・。

なんだかなあ・・・。


 人の世は 虚しいことの 多かりき