HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

この世:ノーベル賞

今年のノーベル賞、二人の日本人が受賞に輝きました。

自然災害や殺人、暗くて重いニュースが続く中、人々を明るくさせてくれましたね。

1949年に日本人で初めて湯川秀樹博士がノーベル賞を受賞、

実はノーベル賞飴は湯川氏の友人が受賞を機に作ったものだとか。

日本人は優秀、というのを実証していますが、日本が培って来た国民性も大きいのではと思います。

一つは日本の教育水準の高さ、これは江戸時代にも遡る話で、

江戸の太平の世ではお百姓さんが句会を催し、私塾である寺子屋では子供達は読み書きソロバンを、

一般庶民が数学や幾何台数の難問を額にして神社に奉納し、解答を公募、という事が行われていました。

江戸末期、西欧列強の植民地主義の餌食にはならなかったのも、高い教育水準の賜物と言えるでしょう。

また、今日本を熱くさせているラグビーのエディ・ジョーンズ監督は日本人の特質をこう言っています。

日本人はどんなに負荷をかけても音を上げる事無く辛抱強く耐える事ができる、と。

昔から日本人は勤勉、と評されますが、この勤勉さがノーベル賞に繋がっているものと思われます。

日本人は優秀、というよりは戦後70年、大きな国内紛争や戦争がなかったがゆえの

日本のシステムが優秀なのかも知れません。