教育は 知識を引き継ぐ 知恵なりや
江戸末期、日本が植民地主義の列強の餌食にならなかったのは
その高い教育水準のおかげではなかったかと思います。
百姓町人に至るまで読み書きそろばんや俳諧に親しんでいたとか
武士階級にも藩校や私塾による精神教育が行き届いていたそうです。
恐らくそのお陰で、国難に対処する頭の働きが国をあげてできる構造になっていたのではと。
しかしながら国民を戦争に巻き込んだ軍国教育が
万歳突撃や玉砕、神風特攻などの狂気を美化する国民を生み出してしまいました。
これは今世界にはびこりつつあるテロと同じで
若年層への偏った教育の結果だと思えるのです。
その意味では教育はとても重要、
誰が何を教えるかで人の思想はどうなっちゃうかわかりませんから。
偏向した知識ではなく、脚色されていない知識、記憶を伝えて行く、
人類としての記録・記憶を引き継いで行くというのが教育なんだろうと思います。
教育は 受験に縁の ないところ