HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

三宅考125

12月1日(日)発表会まで後二回の稽古、その一回が終わりました。

通し稽古でスムーズに行かない箇所があり、そこは修正してもらいました。

通常の稽古では打たないフレーズ、流れにちょっと無理があるのでそれ用に練習しないと

つまづきやすく、相方も苦労していたところ。

前回はできていたと言われても今回出来ないというのは構成に無理があるのではと。

発表会は一年に一回、一年間の練習の成果を発表する場であるので発表会用にだけのための

不自然と思われる特殊なフレーズを練習するのは個人的には気乗りしません。

やるとしても今までの流れを崩さない延長線上で組み立てるのが自然だと思います。


三宅太鼓は元々お祭りで練り歩く神輿とセットになった非常にシンプルな太鼓。

ほぼ一日ひたすら打つ打ち続ける力強さが魅力となっている男臭い太鼓です。

舞台用にするには一工夫も二工夫も必要で、世界的に活躍する鼓童も舞台用に作り替えています。

今習っているのはその鼓童に三宅の原型を伝えた三宅島芸能同志会の三宅、

目指すところは太鼓の一つの究極、音にこだわるというところと捉えております。

あれこれ小細工はせず、とにかくシンプルに音を追求する事に専念したいと思うようになりました。

発表会では思いの丈を打ち込みたいと思います。