HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

八丈考70やはり3年は

八丈の稽古、課題曲はやっと9割り方の仕上がり。
 
本日一人で打ってみたものの、初めての下拍子がゆっくり過ぎて調子がはずれてしまいました。
 
こういう場合は表が強引に上げてしまえばよいものかどうか、ちょっと判断ができません。
 
下拍子に慣れている人であれば表の意向を汲んで上がってくるやも知れません。
 
このあたりはペアを組んで念入りに練習しないと息が合ってこないかも知れません。
 
個人自由打ちは常日頃フレーズの研究をしている成果が徐々に出てきているような感じがします。
 
フレーズのバリエーションを増やすシンプルな方法で打っているのですが、
 
ずいぶんフレーズが増えたという評価をいただきました。
 
動きもちょっと大げさにやるようにしているのですが、これが他の人にいい刺激を与えているのか、
 
みなさんの動きも少し変わってきたような・・・。
 
八丈の場合、個人打ちは個性の競い合いですからたとえお仲間でもお互いがライバルになっちゃうわけで
 
一人でも本気モードで打っているとそれが周りにいい影響を与える事になるようです。
 
 
本日、先生から言われたのは「打つ」という行為はその準備があるわけで、準備のための腕のポジションや
 
腕の振りを決めていく事が必要と。
 
殆どがアドリブで打っているのですが、打つための必然の動きがあるという事。
 
アドリブでもやはり訓練されたアドリブにならないと不自然さが目立ってしまうようです。
 
 
最後はしゃばたきとゆうきちの回し打ちをやりました。
 
回し打ちで大事な事は下拍子も上拍子もテンポを一定に保つ事、
 
テンポが崩れて立て直そうとして墓穴を掘る事があってもそのまま渡さない。
 
次の人はいきなり自分のフレーズを打ち出すのではなく、前の人のものを一旦引き受けてからにするように。
 
 
八丈もゼロから始めて2年ほど経ちますが、やっと少し感覚的にわかりかけてきたように思います。
 
自分なりにするには何事もやはり3年はかかるのかも知れません。