ゴールデンウィークが終わり、各地の賑わいも一段落したかと思います。
どこへ行っても大混雑なため、どこへも出かけず巣籠りしておりました。
伝え聞くところによると、どこも外国人観光客であふれていたそうです。
以前は中国人の団体観光客が爆買いに走っていたのがニュースになりましたが、新型コロナ禍で団体観光客はなりを潜め、その代わりにSNSで発信されたところが新観光地になるケースが続発しているようです。
古くは渋谷のスクランブル交差点。
外国人観光客が面白がってSNSに投稿、それが拡散されて猫も杓子も訪れて写真に収めるようになりました。
また、海外で人気の日本のコミックに描かれている場所を聖地として訪れる外国人も。
外国人観光客が面白いと感じて「映え」の写真をSNSに投稿、その写真をみて面白いと感じる人がそこを訪れるようになり、ネズミ算式に訪問者が増え、新観光地になってしまいます。
最近は富士山を背景にしたコンビニの写真を撮る外国人観光客が激増、写真が撮れないように富士山を隠す塀作りに行政が対応したとか。
ま、スマホさえあれば誰でも新観光地発信者になれるわけです。
これって、裏を返せばやらせで集客できるという事。
やらせというと人聞きがわるいですが、過疎に悩む地域や消滅都市を活性化する手として使えるんじゃないかと。