HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

川柳:泥縄

 雨の中 国と東電 泥縄を 
 
福島第一原発汚染水を貯めるタンク周辺の雨水がこの大雨で流出。
 
堰の高さは30cmだったそうな。
 
担当者いわく、想定外の雨で堰を超えたと。
 
堰の高さを60cmにかさ上げする工事を計画していたらしいが対策は後手後手に。
 
仮に60cmにかさ上げしても台風は次から次へ来るし、梅雨もある。
 
台風や梅雨は想定外とは言い逃れできまい。
 
東電の度重なるお粗末な対応と露呈し続ける危機管理意識の低さ、
 
原子力というオソロシイ道具をこういうところに任せきりにした国の責任も問われよう。
 
原発推進者であった小泉元首相は今更ながら原発廃止論者に。
 
しかし、その具体的対策は語られず相変わらずパフォーマンスだけは巧みだ。
 
泥にまみれて縄をなうタイプではなさそうだけれど
 
破壊された原発をどうするのか、元も現も含めて原発推進論者はビジョンを示してもらいたいものだ。